あなたは、英語を話す時、頭の中で英作文をしようとしていませんか?
たとえば、「今日はもう家に帰ります」と言うには、「主語が I で・・・ 動詞がgo・・・未来形だから・・・」のような感じで日本語を英語に訳そうとしていませんか?
もし、そうなら、その状態をどれだけ続けても話せるようにはなりません。
あなたが日本語を話す時に、いちいち文法なんて考えませんよね?
それと同じで、ネイティブも英語を話す時に、いちいち文法を考えながら英作文なんてしていないのです。
じゃあ、どうすればいいのか?
その答えは、“場面に合わせて、会話のフレーズを話せるようになる”だけでいいのです。
私たち日本人と同じで、英語を話すネイティブたちも、フレーズを場面に合わせてポンポンと口に出し、会話のキャッチボールをしているのです。
つまり、日常英会話を話せるようになるためには、ネイティブが実際に使っているフレーズを耳で覚え、口で話せるようになればいいのです。

海外ドラマや映画をよく見る方は、すでに気付いているかもしれませんが、日常英会話では、同じフレーズが何度も出てきます。
つまり、ネイティブが日常英会話をする時に使うフレーズは決まっているのです。
あなたも、ネイティブが日常英会話をする時に使っているお決まりのフレーズを覚えてしまえば、日常英会話くらい簡単に話せるようになれるのです。
じゃあ、具体的に、どのくらいのフレーズを覚えたらいいのか?
アメリカ人言語学者やネイティブスピーカーたちの協力のもと、これについて分析した結果、実は、ネイティブたちは300個ほどのフレーズを使って、会話をしていることがわかったのです。
つまり、ネイティブが日常会話で使っている、この300フレーズを聞いたり、話せたりできるようになれば、あなたも英語初心者を卒業できるだけでなく、上級者へと一気に英語の能力を高めることができるのです。
「では、英語を話せるようになるためには、この300フレーズを覚えればいいの?」
そう思われたかもしれませんが、違います。
暗記頼みの勉強法をしている限り、英語を話せるようにはなりません。
なぜなら、どれだけ労力をかけても、すべてを暗記できる人は稀だからです。
必死になってたくさんの単語やフレーズを暗記しても、いざ、ネイティブに話しかけられても、的確な英語はなかなか出てこない…。
きっと、多くの人がそうした経験があるのではないでしょうか。
ネイティブと会話のキャッチボールをするには、頭の中で考えなくても、自然と適切なフレーズが口から瞬時に飛び出すようにならないといけません。
じゃあ、どうすればいいのか?
実は、英語を暗記することなしに、300フレーズを覚えるとっておきの方法があります。
しかもただフレーズを覚えるだけでなく、ネイティブに通じる本物の英語を話せるようになります。
さらに、リスニング力も、会話の瞬発力もアップし、ネイティブと互角に会話ができるようになるのですが…、あなたもそんな方法があったら試してみたいと思いませんか?

ランチに誘う場面 |
週末の予定を聞く場面 |
契約の打ち合わせの場面 |
天気について話す場面 |
友達が遊びにきた時の場面 |
仕事場で同僚に気遣う場面 |
お店で店員に尋ねる場面 |
飲みに行こうと誘う場面 |
上司について話す場面 |
何時か時間を聞く場面 |
久々に友達に会った時の場面 |
ビジネスでミスをした時の場面 |
電話をかけ忘れた時の場面 |
どんな仕事をしているか聞く場面 |
上司に褒められた時の場面 |
朝、出掛ける時の場面 |
約束をキャンセルする場面 |
企画について聞く場面 |
兄弟について話す場面 |
風邪をひいた友達を気遣う場面 |
ミーティングの準備をする場面 |
約束をキャンセルする場面 |
友達に同情する場面 |
会議での場面 |
待ち合わせについて話す場面 |
道に迷った時の場面 |
同僚を励ます場面 |
そんな夢みたいな方法があるのか?
そう思われたかもしれませんが、その方法は実在します。
というのも、その方法とは、プロの同時通訳者たちが英語を上達させている超王道の英語練習法であり、これを実践すると、英語初心者も一気に英語を上達させることが可能なのです。
プロの同時通訳者は政治家たちが話したことを瞬時に日本語に訳したり、逆に日本人が話したことを英語にして伝えることできますよね。
また、プロの同時通訳者がネイティブと話している時は、非常にリズミカルで自然な会話が成立しているのを見たことがあると思います。
なぜそんなことができるようになったのでしょうか?

シャドーイングとは、ネイティブが言ったことを、ワンテンポ置いて、真似して声に出して言うという、極めてシンプルな学習法です。

しかし、シンプルでありながら、どの通訳者育成学校でも、必ず取り入れている効果抜群の学習法なのです。
なぜなら、シャドーイングをすることで、スピーキング力とリスニング力が同時に、飛躍的に上達するようになるので、通訳者にとっては欠かせない学習法なのです。
では、具体的にどうやってシャドーイングをすればいいのか?
それは、1人2役になって、会話のキャッチボールをシャドーイングするのです。
そうです。もうお気づきかもしれませんが、実は、

一人二役でシャドーイングをすることで、相手がいなくても、会話のキャッチボールをする練習ができます。
そして、会話のキャッチボールを繰り返し、練習することで、暗記に頼らずに、ネイティブが話すフレーズを覚えることができるのです。
たとえば、下記の短い会話は、外に出かける時の場面で、"Have a nice day!"というフレーズを覚えるための会話です。
A:I’m leaving!
B:Do you have your keys?
A:Yup. Got them.
B:OK. Have a good day!
A:You too. See you later.
二人のネイティブが話す英語を交互に、ゆっくりと真似して繰り返すだけなので、やってみると、思うよりずっと簡単です。

このような短い会話のAとBの話者のマネをして、交互にシャドーイングするだけで、会話のキャッチボールができるようになり、そして、会話のやりとりから、覚えたいフレーズを習得できます。
そうすることで、英語を話す時に、その場面に合った的確なフレーズが、瞬間的に口から出てくるようになります。


フレーズや英単語を脳に定着させることができる「イメージ記憶」を導入しました。
イメージ記憶とは何か、例を挙げて説明します。
砂漠で喉がからからに乾いた男性を想像して下さい。
「私は喉が渇いています。」というフレーズは “I'm thirsty”(サースティー)です。
砂漠で、喉がカラカラに乾いた男性のイメージと “I’m thirsty.”というフレーズを一緒に覚えれば、“I'm thirsty”というフレーズが脳に定着します。
この記憶の仕方は、とても効果があり、もっとも有名な記憶術で「イメージ記憶」と言います。
スピーキングパワーではイメージ記憶を使って、英語フレーズを簡単に記憶できるように、全てのテキストの会話を実写化(映像化)しました。
動画を見ることで、会話の流れやフレーズの使い方が映像として脳に残るので、英語フレーズが脳に定着します。

スピーキングパワーでは、300場面の英会話シーンを全て実写化しました。
海外ドラマのような300シーンの動画を見ることで、会話を疑似体験することができます。
そして、動画を見てから、シャドーイングをすると、ネイティブの表情やジェスチャーやシーンの映像が脳に浮かぶので、そのシーンをイメージしながらシャドーイングすることができ、シャドーイングの効果が倍増します。
動画を見ながら、女優になりきって、ジェスチャーを真似しながら、シャドーイングをすると、ネイティブのように話すことができます。
下記のように、日常生活でよく遭遇する300場面をDVDにしました。
So how's everything? それで調子はどう?
A:I haven’t seen you in a while!
B:I know! It’s been a year, I think.
A:So how’s everything?
B:Good! I got married in September.
A:Really? Congratulations!
■日本語訳
A:久しぶりだね!
B:そうだね!1年くらいかな。
A:それで調子はどう?
B:いい感じ!9月に結婚したんだ。
A:本当?おめでとう!





Good to see you. また会えてうれしいよ。
A:Thank you for today.
B:You’re welcome. It’s good to see you.
A:You too! We should do this again.
B:Definitely. I’ll give you a call soon.
■日本語訳
A:今日はありがとう。
B:どういたしまして。また会えてうれしいよ。
A:私も!また会おう。
B:絶対。近いうち電話するね。













